カバの雄叫び - 自民党総裁選について

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自民党総裁選について2008/09/10 12:19 pm

本日は、今月22日投票が決定している 自民党総裁選の告示日です。

これまで自民党の総裁とは、つまりは内閣総理大臣になる人であり、(唯一の例外は、総裁にはなったが 総理になれなかった 河野洋平現衆議院議長だけである) 今回も、例外ではありません。

本命と言われてる 麻生太郎氏 をはじめ5名の立候補者の顔ぶれが決まったところであります。

かつて、総理・総裁とは派閥の領袖ないしは、それに準ずる人がなるものでした。
小渕さん・森さんまではその通りでしたが、小泉さんがその歴史を大きく変え、派閥の領袖でなくても 国民の人気をバックに 総理・総裁になれるという道を開いたのです。

今回の5人の候補者の顔ぶれを見ても、麻生さんだけが小さな派閥の領袖ですが 残りの4人は領袖でもなんでもありません。

古くさい派閥でなく、広く党員・国民の人気が総理・総裁を選ぶ基準であることは 民主主義が発達した結果とも言え喜ばしいことではあります。


そのことを 小泉さんが可能にしたことを考えれば、小泉さんの功績はまことに大きいと言わざるを得ません。
 総理・総裁に なるまでの小泉さんに関して言えば、前述した如く 功績を讃えても非を唱えるものではありません。

小泉さんの話を続けますが、その後が問題でした。
もっとも 小泉さん本人が問題というより
『自民党をぶっ壊す』と明言した小泉さんを よし とした自民党の先生方に問題があったのかもしれません。


『自民党をぶっ壊す』というのは、ある種の逆説的な表現でもあり許せるものかもしれませんが、私が許せないのは、
「郵政民営化」という純粋な政策で 多くの自民党の先生方が意に反して屈服したことです。


一部の人は、自民党を離れ (我が長野県知事の村井さんがこのケースです)
また、またある人は自民党を追い出され 選挙区に刺客を立てられるなど、正に 『自民党をぶっ壊され』たのです。

最後まで信念を貫いた議員は少数であり、多くの自民党の先生方は 
『自分の信念』より『小泉さん人気』を選択したのです。

参議院で「郵政の民営化」を否決された小泉さんが、衆議院を解散するという暴挙さえまかり通ってしまいました。
正に、「人気者」のやることはすべて OK という空気だったのです。


結果、「小泉人気」「小泉ブーム」によって自民党は衆議院選に大勝しましたが、私は長期的に見れば正に
『自民党がぶっ壊された』のだと思います。


話を元にもどします。
私が なにを言いたかったのか。
確かに政治家は選挙に勝ち残りたいが為に「人気」にすがりたいとの思いはわかります。
しかし、政治家たるもの「政策」つまり「信念」を捨ててまで「人気」にすがってはならないと思うのです。

そういう意味で、小泉さん、「小泉劇場」は私達に貴重な体験を与えてくれました。


これから総裁選の政策論議が始まります。

政治家たるもの「政策」=「信念」を大切にし、まかり間違っても、おのれの選挙のために「信念」を捨てて「人気」にすがることのないように願ってやみません。

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