カバの雄叫び - 政権交代   民主党・自民党に望むこと

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政権交代   民主党・自民党に望むこと2009/10/27 1:47 pm

政権交代   民主党・自民党に望むこと


本年夏、自民党完敗という形で政権交代が現実のものになりました。
民主党が政権の座について 2ヵ月。
八ッ場ダムはじめ 公共事業のこと、
来年度予算の概算が90兆円を超えてしまい 赤字国債をどうするかとのこと、
高速道路の無料化のこと、
はたまた、新しい郵政のトップに元大蔵省事務次官を選んだこと等々様々な問題を
投げかけてくれます。


かつて、自民党をけなし民主党を持ち上げていたマスコミ各氏も、新しい政権を
ほめたり けなしたり と日替わりで忙しい毎日です。
出来立ての政権ですので試行錯誤も当たり前でしょうし
多少の失敗に目くじらを立てるのも大人気ないことでしょう。
ただ、この混乱の先に結果として日本の国を多少ともいい国にして欲しいと
願わずにはいられません。


政権交代がなされ、民主党は選挙時に謳ったマニュフェストを実現しようと躍起になっています。
これまでの、[選挙公約」がいい加減だったことの裏返しかもしれません。
しかし自民党も含めて、この流行のマニュフェスト選挙が 日本を正しい方向に導いてくれるかと
言えば大いに疑問があると言わざるを得ません。

現在のマニュフェストは、民主党・自民党ともに 国民に対する訴えではありますが
票を得るための道具でもあります。
しかし、そもそも私も含めて国民は、欲張りであり、我がままでもあります。
その欲張りで我がままな選挙民の票をとるための道具としてマニュフェストが作られ、
そのマニュフェストに縛られて政策が実行されたら、日本の国は一体どうなるでしょう。
選挙に勝ちたいことはよく分かりますが、
マニュフェストは、票を得るための道具であると同時に、国民を啓蒙あるいは覚醒させる
ものでなくてはならないのです。

目先の利を主眼としたマニュフェストでは、選挙に勝つことはできても、
国を正しい方向にみちびくことは出来ないのです。

『日本の息吹』10月号に、台湾の 金 美齢女史が「日本よ、中国に呑み込まれることなかれ」
との題で 次のような文章を載せています。





『台湾は今、ブラックホールに呑み込まれようとしています。
一昨年末の立法議員(国会議員)選挙と昨年の総統選挙。
それに よって政権はまた国民党の手に戻りました。
国民党というのは中国人の党なんです。中国国民党なんです。
あれだけ 国民党の圧制下で苦しい思いをした台湾人が、もうそれを
すっかり忘れていて単純なキャチフレーズ「生活第一」に乗せられた。
経済が大切であるから、中国と仲良くして経済を良くしようという、
馬英九の言葉にコロッと騙された。そして陳水扁政権はなにもしなかったじゃないか、
陳水扁にお灸をすえようというメディアの扇動に乗ってしまった。
私は馬英九政権になったら間違いなく台湾は中国に呑み込まれると予言しましたけれども、
こんなに早く事態が動くとまでは予想できませんでした。
しかし 皆さん。実は今、日本も同じようなことが起ころうとしているのです。

「生活第一」ー確かにその通りでしょう。
しかし、国の安定無くして、国が豊かでなければひとり一人の生活が良くなるわけがない。
国家という観点がすっぽり抜けてしまっている。それが日本の有権者の価値観、ものの考え方では
ないでしょうか。それは、まさに台湾の大失敗と同じ構図です。
 多くの台湾人は悔やんでいます。
こんなことになると知っていたら馬英九に一票入れるんじゃなかったと。
しかし、遅すぎます。もう間に合いません。
台湾が中国に呑み込まれるのも時間の問題でしょう。

 今、しっかりしなくちゃならないのは日本です。
日本こそがこの対中戦線における最前線になったのです。』



 「生活第一」確かに票は取れるでしょう。
しかし「国家」があってこその「生活」です。
長い平和と最近でこそ陰りがでてきた豊かさに慣れた日本人は「国家」を
忘れています。「国家」は悪ではありません。悪であるとすれば 政権です。
もう一度「国家」の何たるかを国民こぞって考え直す時がとっくに来ているのです。

民主党に申し上げます。
どうか 利を主眼としたマニュフェストにこだわらず、「国家」「国民」を見据えて
国を正しい方向に導いて下さい。

マスコミ各氏に申し上げます。
視聴率は大事なことかもしれません。
しかし、世論形成に最大の力を持っていることを自覚し、今日でなく明日の日本を
見据えて発言して下さい。

自民党に申し上げます。
負けたばかりで呆然自失となっていることも無理からぬところです。
与党時代が長過ぎて野党であることが理解できずにいることもわかります。
しかし、国民の大半は健全野党の存在をのぞんでいます。
健全野党がしっかりしなければ、民主党が暴走するかもしれません。
「友愛」の名の下に 外国人参戦政権問題、過度のジェンダーフリー、日教組主導の教育等など
許してはならぬ問題もあります。
どうか反省すべき点は反省した上で、日本を半世紀以上リードして来た自信を取り戻し、
目先の利ではなく、「国家」の大切さを啓蒙し「日本人」の古き良きアイデンテティーを
取り戻すそんな頼もしい政党に生まれ変わって下さい。

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